今年、平成16年は高野・熊野地域の「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録された、和歌山県にとって記念すべき年であります。
これがきっかけになったのか、今回の応募作品では、和歌山県やその市町村、自宅や学校周辺など「地元」を意識した作品が、過去に例を見ないほど多く寄せられました。
特に、CG部門ではテーマを「祭り」としたところ130以上のエントリーがあり、そのほとんどが「地元」の祭りを題材にしたものでした。
今年は第17回「全国マルチメディア祭2004inわかやま」と同時開催の協賛イベントとして、社団法人和歌山情報サービス産業協会と和歌山県情報化推進協議会は、和歌山県内から世界へと羽ばたける可能性のある人材の発掘と育成、加えて老若男女まで幅広くITに親しんでいただくこと、自作のソフトを公開する場を提供することを目的に、第13回「わかやまソフトウェアコンテスト’04」を開催致しました。
ソフトウェア部門、ホームページ部門、CG部門の3部門合わせて500点近いエントリー作品の中から、厳正な審査会を経て選ばれた28点の入賞作品を「全国マルチメディア祭2004inわかやま」の舞台で発表、表彰致します。
また、残念ながら入賞にはいたらなかった作品の中も、実に高度かつユニークな作品がたくさんありました。そういった作品も入選作品として「わかやまソフトウェアコンテスト」作品集に、入賞作品とともに紹介しています。
最後になりましたが、今回も県内全域より小学校1年生から71歳の方までエントリーされたことに対し、大きな喜びを感じております。エントリーいただいた多くの方々、ご配慮くださったご家族、学校の先生方、職場の皆様、審査をされた審査員の方々、加えてご後援・ご協賛頂いた皆様方に深く感謝申し上げます。
このコンテストが「和歌山発世界」へのステップとなれば、これに勝る喜びはございません。
平成16年11月
社団法人 和歌山情報サービス産業協会 |
会 長 |
釜 中 甫 干 |
和歌山県情報化推進協議会 |
会 長 |
鈴 木 胖 |
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